在宅PR塾 特別対談『誰もが自分の価値を信じて、自分の人生を切り開いていける社会へ』

株式会社LITA 代表取締役 笹木郁乃 × 株式会社LITA CHO 三木佳世子


在宅PR塾は、家にいながらPRを学べ、誰もがPRディレクターを目指せる株式会社LITAの新サービス。

実はこの新サービスは、LITAの代表取締役である笹木郁乃と、4月にLITAにジョインしたばかりの元NHKディレクター三木佳世子が立ち上げたプロジェクトなんです。

立ち上げの準備と同時並行で、コロナ自粛で経済状況が悪化。テレワークに対応できない企業や仕事も出てくる中で、元々想定していた「女性支援」から、「誰もが在宅で働ける仕事づくり」へと、2人の使命感は膨らんでいます。

今回は特別対談と題して、笹木郁乃と三木佳世子の対談を企画。ニソクノワラジというWebメディアの編集者、カラムーチョ伊地知さんにインタビュー・編集をお願いしました。

女性支援、そしてこのコロナの状況の中でも仕事が出来る人を増やしたいという視点から、完全オンラインを導入した在宅PR塾。なぜ二人はこの新サービスに挑んだのか。そして、今回のコロナ禍で世の中はどう変化していくのか。

働く女性として、また、母親としての一面も持ち合わせる二人の、「世の女性を支援したい」「誰もが働ける世の中を作りたい」という強く熱い想いが語られました。


笹木:コロナで女性が弱い立場に立たされている今だからこそ、このプロジェクトをすぐやらなきゃ!って二人で話して。
三木:「今こそ私たちの出番だよね」って。


ー在宅PR塾はLITAとしても新たなチャレンジだと思いますが、完全オンラインの講座を開こうと思ったのはなぜなんでしょうか?

笹木:もともとは女性向けの講座をやりたかったんです。女性の人生で、PRというスキルはとても魅力的だなと思っていて。PRというスキルを身につけてもらえれば、家にいながら企業とも繋がりながら仕事ができる。そうすれば、女性としての安定や、自立、やりがいを生み出せるんじゃないのかな、って。

これまでは、「オンラインで講座をやります!」だと、どうしても手抜き感があったんですよね。オンラインってコストもかからないし、サポートも充実していないし、楽にやってるのね、ってネガティブなイメージがどうしてもあって・・・(笑)でも、今回のコロナ禍でオンラインのイメージがガラッと変わったんです。


三木:オンラインであることが当たり前になったし、お母さんはオンラインの方が受けやすいですよね。


笹木:そうそう。子供が家にいても、泣いちゃっても、音声をオフにすれば、子供とお話ししながらでも講座内容を聞けて、しかも録画もしているので、後追いで学習もできる。自宅で学べるのはお母さんにとっても絶対いいことだ、って確信はありました。

ー三木さんはLITAにジョインしたのは今年の4月で、早速、今回のプロジェクトに携わっていますね。


三木:実は、入社を決断した大きなきっかけの一言があって。

笹木さんから「LITAに入らない?」って誘われた時に「女性を支援するプロジェクトをしたいんだよね」という言葉をもらってたんです。私もワーキングマザーとして、仕事と子育てに悩んだ経験があるし、パラレルキャリアでも女性が抱える悩みを解消しようと模索してきて。LITAなら、そういった私の経験を活かして、笹木さんと一緒に夢を叶えられるんじゃないか、って。


笹木:三木さんはパラレルキャリアでは女性支援に関わっていたし、LITAのPR塾を受けてくれた時に「私は女性のキャリア支援をしたいんだ」と言っていたのが印象に残っていたんです。私としては、「パラレルじゃなくて、全部の時間をそれに注ぎ込めばいいのになー」と密かに思っていて(笑)


三木:そう思ってたんだ!


笹木:うん。密かにね(笑)世の中の女性の悩みを解決するには、私だけだと限界がある。でも、私と同じくらいパワーを持っている三木さんと出会うことができた。私たち二人なら一緒に世の中を変えられると思ったんです。それで、「ビジョンを叶えるために一緒にやろうよ」ってLITAに誘いました。

そこから徐々に情報交換しながら、お手軽な価格で、女性が在宅でも子育てしながらPRを学べて、最終的に自立できるサービスの構想を立てて、3月くらいから少しずつプロジェクトをスタートさせていきました。コロナで女性が弱い立場に立たされている今だからこそ、このプロジェクトはすぐにやらなきゃ!って二人で話して。


三木:うん。「今こそ私たちの出番だよね」って。


ー今、社会では、経済的自立でDVから逃れられなかったり、貧困などの問題を抱えていたり、苦しい立場の女性も多くいらっしゃいますよね。


三木:そうですね。私はもともとNHKでディレクターをしていて、そういう女性の取材も多くしてきたのですが、結局は会社頼みではなくて、自分の力で自分の描いた人生を歩めるようにならないと、社会的に救われないんじゃないかなと思いますね。私もつい最近まで、パラレルキャリアでPRの仕事をしていて、PRのスキルがあるだけで仕事を依頼してくれる人がいたり、会社員じゃなくてもお金をいただけるんだ!っていう経験をしたし、なにか一つでも武器を手に入れられたら、会社に依存しないでも経済的に自立して、自分の力で生きていける女性が増えるんじゃないかな、って。

例えば子育て職場を離れると自分が中途半端な人間に感じられて、自己肯定感が下がることもあるんですよね。でも、仕事をすることでしか得られない喜びって絶対あるはずで。能力はあるのに、再就職は子育ての時間の関係でパートしかありませんっていうのは、女性の人生にとってももったいないことですよね。そういう女性たちの新しい選択肢として、PRという仕事を認識して欲しいんです。


ー例えば今、SNS上では、主婦向けに「好きなことで起業しよう!」というムーブメントがあったりしますよね。


三木:やっぱりみんな自立を目指して起業をするんでしょうけど、個人で起業しようとしてもうまくいかない人も多いですよね。自分の自立できるステージは起業だけじゃないのに、みんな「好きなことで稼げる」という言葉に惑わされちゃう。


笹木:起業塾でも「SNSで100万円すぐ稼げます!」みたいに煽って、その売り文句に乗せられて、起業するために会社を辞めちゃう人も多いですよね。でも、結局のところ、好きなことで起業して成功できる人はスター性、カリスマ性がある人で、大抵はものすごく難しいし、自分に引き出しがない中で起業しようとしてもうまくいかない。

でもPRの仕事はもっと手堅くて、すでに存在している商品のプレスリリースを作って、メディアに送ったり、企業のSNSの発信のお手伝いだったり、企業側もそのスキルを持った人材を探しているし、PRは発信するスキルさえ身につけば、カリスマ性がなくてもできる仕事なんです。


ー在宅PR塾で自分の可能性や自立の方法に気づく女性も多そうですよね。


三木:私自身、両親が離婚をしていて、母一人子一人の環境で育ったんですね。母は専業主婦だったこともあり、なかなか離婚できずに、私のためにずっと我慢を続けていて、そういう母の姿を間近に見ていたんですね。女性が経済的な理由で自分の居場所だと思えないところに居続けなきゃいけないのはすごく悲しいことだな、と思っていて。私が子供のころから、世の中の実情は変わっていないし、まだまだ女性はどうしても弱い立場になりがちですよね。でも、女性がやりたいことを選択するためには、それなりの力が必要で。


笹木:コロナのような社会的不安が大きくなると、家庭内の不和も起きるし、実際にDVも問題になっているよね。


三木:うん。でもそんな時に在宅PR塾の講義で、「これだったら私にもできるかもしれない」って気づいてもらって、自分で自立していける力をつけてもらえれば、未来に向けて時間を使ってもらえると思ったんです。私は在宅PR塾を通して「未来に向かって努力することは楽しいよね」って伝えたい。


笹木:私は子供ができる20代までは、男性と同じようにバリバリで働いていて、でも子供を産んで、育休後に職場に戻った途端、前と同じように活躍できなくなったんです。周りからの仕事の任され方も変わって、「え、子供がいることでこんなにチャンスを与えられなくなっちゃうんだ」って。子供ができても活躍できると思っていたから、衝撃的だったんですよね。


三木:すごいわかる!


笹木:鳥かごの中でしか挑戦できなかった、という感じかな。社長に頑張るって言っても、「いやいや、そんな家族もいるんだから無理せずに~」「子供が6歳くらいになるまで両立しながらぼちぼち頑張って」って(笑)勝手に判断されちゃったんですよね。いい会社だったのかもしれないけど、会社員ってなると自分の人生をコントロールできないんだな、ってちょっと愕然として。その後もベンチャー企業に転職したんですけど、そこでも子供が理由になって挑戦の切符をもらえないことがあって。「子育てしながら、仕事でも挑戦しつつ、自分の人生をコントロールする。これはもう独立するしかないぞ」と思ったんです。


ーそれは思い切った決断ですよね。怖くはなかったんですか?


笹木:いや、めちゃめちゃ怖かったです(笑)でも、怖いながらも副業でブログを書いたり、企業セミナーに行ったりとか、徐々に「自分でもできるかも」って自信をつけていきましたね。独立してからのほうが子供ものびのび育っているし、自分自身が自由に人生を選択できて、幸せになりました。その経験があるからこそ、私は「子育ても仕事もどちらも両立できるよ!」って発信したいんです。

周囲を見渡すと、自身のキャリアを諦めてしまっている女性が多くて。「仕事つまんないけど、私って取り柄もないし、給料も福利厚生もあるから、続けてるんだよね。子供の送り迎えもギリギリだけど・・・」って疲れた顔をして言う方が本当に多くて。


三木:これからの時代、働きたいという思いのある人が活躍できる場所がない、方法がないというのは国難ですよね。労働力は減っていくわけだし。


笹木:実は今回、メルマガとかで在宅PR塾についてお知らせした時、びっくりするくらい男性からのメッセージやお申し込みの問い合わせが来たんです。しかも、そのどれもが熱い文章ばかりで。


三木:ね。本当にびっくりしました。文章を読んで、鳥肌がたったくらい。むしろ男性の方がこれまで「会社に行くのが当たり前」みたいな価値観の中で仕事してたから、このコロナの状況で仕事を失ったり、中高年になってから自分の新しいキャリアを模索していたりと、切実なのかなと。笹木さんと一緒に、これは何としてでも力になりたいね。と。


笹木:働き方を変えたい人にとっては、今がチャンスだと思うんです。今回のコロナ禍のこともあって、家で仕事をするのが当たり前の時代になりますよね。家の中でも割と仕事ってできるもんだな、って。今回のテレワークの普及で、自分のペースで仕事をして、アウトプットの量と価値で評価されるという価値観が広まった。元々想定していた、子育てと自身のキャリアに悩むお母さんたちにとっても追い風だと思うんです。今までは子供がいるぶん、お迎えの時間の都合で雇用形態が仕方なくパートタイムになってしまう、みたいな問題があったけど、PRのような在宅での仕事なら、仕事タイムを午前10時から午後2時、子供が寝た後の夜22時から0時まで、みたいに自由に調整できる。いわば超スーパーフレックスで働くことも可能なんです。


三木:企業側にも、アウトプットの価値さえあれば、会社に来なくても一般社員と変わらず評価しますよ、という考えも出てきましたよね。


笹木:それに、フリーランス需要も増えると思います。フリーランスでも、先ほどの起業の話のように自分が主役でセミナーを開いて、そこで収益を上げて、だと向いている人と向いていない人の差が分かれる。また、最近ではSNSの無料で見られるライブセミナーも流行ってきている分、激戦区。でも、PRのようなサポートの仕事だったら、自分で時間を設計できるのでお母さんにも向いているし、家以外で企業や人と繋がれて、しかも、「ありがとう」「君に任せてよかった」って言葉ももらえる。やりがいも生まれますよね。PRの仕事は安定して、かつ、在宅でもアクティブに活躍できる仕事なんです。


三木:コロナ禍で一斉にテレワークになったのは考え方によってはプラスで。今までのように一部の人がテレワークで働くんじゃなくて、みんな必要に迫られて、テレワークせざる得ない状況になった。「意外とオンラインでも打ち合わせってできるよね」「オンラインでも進捗確認ってできるね」ってみんなに共通の体験ができた。それによって、家で仕事したい人だったり、コアタイムに働けない人にもハンディキャップがなくなって、よりアウトプットで評価されるようになるんじゃないかな。


笹木:これからは働くことと生活がシームレスになるよね。


三木:だから、対面仕事の人の中には、今回のコロナ禍で「収入の柱って複数あったほうがいいな」って危機感を持った人も多いと思う。パラレルワークの必要性に目覚めた人もいるだろうし、その中の選択肢にPRディレクターという職業が入ってくればいいな、って思いますね。


笹木:それに、テレワークが浸透したことで、より人間力が問われる社会になると思います。企業的にはスキルが高いに越したことがないけど、「この人信頼できる!」っていう心のつながりが大事になってくるでしょうね。


三木:嘘をつかないとかね(笑)そういう本質的な人間性が問われるようになる。


笹木:もちろん実力がある方が評価されるものではあるんですけど、同じくらい「仕事に対する前向きな姿勢」が大事だな、って思いますね。


三木:姿勢は基本ですよね。フリーランスだと、その人が仕事している様子をずっと見ているわけじゃないから、打ち合わせの時の伝え方だったり、言葉遣いだったり、いかに相手を想って仕事をできているか、そういう細やかなことが大事になってきますよね。


笹木:会社によって大事にする姿勢はそれぞれ異なるとは思うんですけど、共通しているのは「お客様に魂を持って前のめりで関われているか」ということですよね。仕事に対する”誠実さ”がより問われるようになる。

PRというのは、すべては「実績の積み重ね」なんです。まずは、たった一人のお客様の喜びの声からスタートする。それが、PR成功のスタートラインなんです。だからプロモーションがうまい、とかよりも、「まずは目の前のお客様に満足しておう」っていう基本姿勢が身についていないと、結果的にネガティブキャンペーンになっちゃって、SNSでも広がらないですよね。


笹木:PRディレクターは、商品に関わっている人たちの”想い”を汲み取って、共感を呼ぶメッセージを設計できるか。その資質が問われる職業になると思います。
三木:商品の良さを伝えるだけじゃなくて、会社の戦略自体を一緒に考えていける職業になるんじゃないかな。


ーPRディレクターという仕事は、これからどんな位置付けの職業になるのでしょう?


笹木:今までは商品が、どれだけメディアに露出するか、その本数が価値でした。でもこれからはメディアへの露出度では商品は選ばれなくなると思います。その商品が持つ本質的なメッセージをいかに届けるか、が大事になってくる。「選ばれるブランドになる露出ができているか」。これは、製品のユニーク性(USP)だけではなく、例えば、生産者さんの思いだったり、商品づくりの背景だったりが、商品を選ぶ動機になる。だから、PRディレクターは、商品に関わっている人たちの”想い”を汲み取り、共感を呼ぶメッセージを設計して、それをSNSで発信できるか。その資質が問われる職業になると思います。


三木:PRは、商品に込められた想いや感情、情熱が温度感を持ってお客様側に伝わるのが大事で、自分もその想いに共感しながら、同じような気持ちになってPRをする。その姿勢が必要ですよね。


笹木:もちろん、商品やサービス自体の実績も必要です。それに加えて、その商品でお客様にどんな変化を与えられるのか、利用したお客様がどんな感想を持ったのか、そして、お客様にどんな未来を提供できるのか。それを商品の価値とセットで、一つの物語として伝えるのが、これからのPRディレクターの役割になると思います。


三木:商品を作る側は、商品の質を突き詰めるのにストイックにはなっているけど、「今の時代の中でその商品がどういう風に受け止められるか」とか「どうしたらもっとお客様に喜んでもらえるのか」とか、そういった客観視点がなくなっている時があって。それってすごくもったいないですよね。PRディレクターは商品の良さを伝えるだけじゃなくて、これからは会社の戦略自体を一緒に考えていける職業になるんじゃないかなって。そう考えるとワクワクします。


ーなるほど。奥深い仕事ですね。


三木:そうですね。奥深くって、面白い。私はメディア出身なので、メディアにどうしたら露出できるか?の切り口を考えるのは得意なんです。でも、それだけではこれからのPRディレクターとしてはやって行けないなという思いがあって。


笹木:そうそう、従来の広報=メディアへのPRというだけではなく、自分たちで伝えたいメッセージを自由に表現できるSNSを扱えることも、これからのPRディレクターの必須条件となっていくとおもいます。


ー最後に、在宅PR塾のこれからの展望をお教えください。


笹木:この講座が、女性も自立できる世の中に変えちゃった、ってなったら嬉しいですね。


三木:うん。私はやっぱり社会全体を変えていきたい。目の前の講座生の人生を変えて、一人一人からその変化がどんどん広がって、誰もが自分の価値を信じて、自分の人生を切り開いていける。そのムーブメントを作りたいですね。


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ニソクノワラジ

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